
カーペットクリーニング
カーペットクリーニング工程(Sky Special System)
スリーエス工法(Sky Special System)
●ステップ 1 事前検査
クリ―ニングするカーペットの、形状、敷き込み状態、汚れ状況を確認します。特に古くなったシミは洗剤では取り除くことが出来ないものがありますので注意して点検します。移動物の有無、壁などの破損個所の確認をし報告します。
●ステップ 2 事前テスト
事前テストは3つの項目からなります。①織物の型、バッキング材を決定するテスト②形の安定性を決定するテスト③色落ちなどを決定するテストです。このテストの結果から洗浄機械・洗剤配合率・添加剤・工程などを判断します。
●ステップ 3 ドライバキューム
塵・埃・特に土砂が多い場合はビーター式のアップライト型掃除機で洗浄前にバキュームして出来るだけ取り除きます。土砂の多い場所ではクリーニング後のウィックバックを最小限にするために重要な作業となります。
●ステップ 4 前処理(プレコン)
汚れの強い部分を主体に、洗剤が繊維や汚れに浸透しやすくするために、前処理作業としてプレコン剤をカーペットに噴霧散布します。
使用洗剤 Sky オリジナルブレンドプレコン剤
●ステップ 5 洗浄アジテーション
前処理に洗剤がよって浸透しやすい状態になったカーペットに、リール型のブラシら洗浄液を出しながらブラッシングし、汚れを繊維から吸着分散させます。
使用洗剤 Sky Specialシャンプー
※リール型シャンパー 洗浄液を滴下しながら強力なツインブラシでパイルの根元からかき上げ汚れを取り除きます。水分回収機能を併せ持ち、必要以上に濡らさずクリーニング。
●ステップ 6 シミ抜き
ステップ5までに落ちなかった特殊なシミは、専用溶剤キットでシミの種類に合わせて溶解処理しながら処置します。カーペットを損傷しない範囲で出来るだけ取り除きます。
使用シミ抜き剤
(A) 水溶性または分散性の有機、無機物
砂糖、果汁、新しい尿のようなもの、果実酸のような有機酸、食塩、石灰などの無機質が上げられる。
(B) 水に不溶性の無機物
セメント、プラスター、すす、油煙、土壌などが含まれ、水だけでなく多くの有機溶剤にも不溶である。
(C) 水に不溶性の不活性有機物
潤滑油、グリース、燃料油、アスファルト、コールタール、ペイント、ラッカー、不活性の動植物油脂などがある。
(D) 水に不溶性の活性有機物
種類は少ないが例えば脂肪酸のようなものである。
※コーヒーやお茶・ワインなどのタンニン色素によって染まったシミは従来の洗剤・溶剤では除去することが出来ませんでしたが、新しい漂白技術によってか落とすことが可能になりました。
●ステップ 7 すすぎ
分解された汚れを、強力なバキュームモーターを備えたエクストラクターにてお湯または温水を噴射しながらすすぎ洗いをして取り除きます。
●ステップ 8 乾燥
室内の空調設備を十分に活用できる場合は5~10時間で乾燥いたします。室内や天候などの環境が悪い場合は乾燥機で促進させます。
●ステップ 9 点検・仕上げ
洗浄のため移動した備品などを定位置に戻します。木製家具の塗料がカーペットに付くものはプレートなどで養生します。点検項目表に基づきチェックし、不具合があれば再処理します。
洗浄はステップ1~9の工程で終了します。
施工例
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光沢剤配合のためカーペットの色つやが回復します。
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BEFORE -
AFTER 柔軟剤とリールシャンパーの効果でパイルが起毛します。
その他、下記クリーニングも承ります。
- 塩ビタイル洗浄(定期清掃)
- 石床洗浄
- ブラインド洗浄
- 照明器具
- ガラス清掃
- 除菌・抗菌処理
- 他 ビルメンテナンス
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石床 BEFORE -
石床 AFTER